子どもの熱中症にご注意ください

― 特性のあるお子さまにこそ、大人の見守りが必要です ―

こんにちは、最GO kids療育学校です。
梅雨が明け、気温も湿度も高い日が続いています。

この時期、私たちの教室で最も注意しているのが、
「熱中症」です。

🔶 熱中症は、どの子にも起こり得ます

(主語:熱中症 動詞:起こり得ます)

熱中症は、大人よりも子どもに起こりやすく、
特に発達特性のあるお子さまには、いくつかのリスクが重なります。

たとえば…
• 暑さや体調の変化を言葉で伝えることがむずかしい
• 感覚過敏・鈍麻で、暑さやのどの渇きを感じにくい
• 楽しい活動に集中し、水分補給を忘れてしまう

これらの要因が重なると、
大人が気づく前に、体が限界を迎えてしまうことがあります。

🔶 室内でも油断はできません

(名詞句:室内でも 動詞句:油断はできません)

エアコンがついていても、
風が通らない空間では、子どもたちの体温はどんどん上昇します。

「汗をかいていない=大丈夫」ではありません。
汗をかかないこと自体が、熱がこもっているサインのこともあります。

🔶 こんなサインにご注意を
• 顔が赤く、皮膚が熱を帯びている
• 集中力が落ち、反応が鈍くなる
• イライラ・情緒不安定になる
• 尿が少ない、色が濃い
• 吐き気・頭痛・めまい(言語化できる子の場合)

これらの兆候がひとつでも見られたら、
すぐに活動を中断し、涼しい場所に移動、水分補給を行ってください。

🔶 最GO kidsで行っている熱中症対策

(主語:最GO kids 動詞句:行っている対策)
1. 10〜15分ごとの水分補給の声かけと時間設定
2. 教室の温度・湿度の可視化と換気の徹底
3. 活動の強度に応じた休憩時間の確保
4. スタッフによる汗・顔色・様子の観察と記録
5. 個々の特性に合わせた支援内容の調整

🔶 ご家庭でもできる、簡単な予防習慣
• お出かけ前に水分をとる(「のど乾いた?」の声かけ)
• 外遊びの前後で「お水タイム」をつくる
• おしっこの回数や色をチェック
• 暑い日には無理に外出しない(涼しい屋内遊びの提案)

🔶 最後に

熱中症は、予測し、予防できるものです。
でも、特性のあるお子さまにとっては、
「感じる」「伝える」こと自体がハードルとなる場合があります。

だからこそ、私たち大人が、早めに気づき、先に動くことが必要です。

最GO kids療育学校では、日々のお子さまの変化に気づけるよう、
スタッフ一同、細心の注意を払いながら見守っています。