なんとなくじゃない、運動課題の選び方のコツ②閉鎖的運動連鎖(CKC)とは?

  1. CKCのメリット


CKCの運動は、体幹の安定性やバランス感覚を向上させます。これにより、歩行や階段の昇降が安定し、運動能力が高まります。また、転倒リスクの減少や全身の協調性向上にも寄与します。

  1. CKCの楽しんで行える活動例

活動例1: トランポリンでのジャンプ

解説
トランポリンでのジャンプ遊びは、全身の筋力とバランス感覚を向上させます。音楽に合わせてジャンプしたり、友達と一緒にリズムに乗って楽しむことで、運動能力が高まります。

活動例2: 障害物コース

解説
クッションやマットを使った障害物コースは、全身の連動性やバランス感覚を鍛えます。タイムを競ったり、クリアするとご褒美がもらえる仕組みにすることで、楽しみながら運動を続けることができます。

活動例3: バランスボール遊び

解説
バランスボールに乗ってバランスを取る遊びは、体幹の安定性を向上させます。バランスを取りながら物をキャッチするゲームを加えることで、全身の協調性が高まります。

活動例4: くま歩きゲーム

解説
床を手足で歩く「くま歩き」は、全身の筋力とバランス感覚を鍛えます。障害物を避けながら歩いたり、タイムを競うゲームにすることで、楽しみながらスキルを向上させることができます。

活動例5: 壁スクワット

解説
壁を使ったスクワットは、下半身の筋力と耐久性を向上させます。どれだけ長く姿勢を維持できるか競うことで、バランス感覚を鍛えながら楽しむことができます。

活動例6: 橋を作る遊び

解説
ブロックやクッションを使って橋を作る遊びは、全身の協調性とバランス感覚を向上させます。橋を作り、それを渡るゲームにすることで、創造力も育まれます。また、様々な高さや形状の橋を作ることで、体の使い方を学び、全身の筋力を鍛えます。

まとめ

CKCは子供たちの全身の連動性やバランス感覚を高めるのに非常に効果的です。楽しんで取り組める活動を通じて、日常生活での自立や運動能力の向上を目指しましょう。作業療法士として、子供たちが成長できる環境を提供することが重要です。